5歳の娘がコロナにかかって結構やばかった話 #5歳

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こんばんは。あずき (@azucky824です。

このたび長女(5歳)がコロナウィルスに罹患しまして、一家全員家に缶詰になっていたのでその一部始終をまとめたいと思います。

発症の経緯

事の発端は、日曜日の午前中に妻や妹と公園に遊んで、ご飯食べてから家でお昼寝をした後でした。

なんか異常に身体が震えている様子。どうしたの?と聞くと「頭痛い」と。その時熱は38℃台。ちょうど家に解熱剤(坐薬)があったので日曜日ということもあり、受診は月曜日にして家で様子を見ていました。その日は熱が39℃程度まで夜間にあがり、再度坐薬にて解熱図っていました。

翌日、朝イチでかかりつけの小児科へ受診。発熱外来にてインフル+コロナウィルスの同時に調べられるキットを使ってみると即陽性。さっそくその日から親ともども最低限の外出以外は控え待機期間となりました。

ちなみに、最後まで他の家族は発症しなかったため、保育園でもらってきたのか・・・?という感じです。子供の感染対策については甘々なのではっきりとはわからない状態でした。

我が家の家族事情

我が家は次女が先天性の疾患で呼吸器障害があるため、いわゆるコロナウィルスが重症化しやすい状況があるため、戸建ての1Fにイエローゾーンとして妻・次女・三女、2Fにレッドゾーンとして僕・長女(発症者)という形で分けることにしました。

僕が長女につくことになったのは、医療従事者ということもあり、バイタルを図る手段や判断することが出来ること、なにかあっても力があるので抱えて移動できることが理由です。

症状の経過

ここで症状の経過(主にバイタルの)記録を残しておきます。
・KT:体温
・SpO2:経皮的酸素飽和度(酸素が血中をどのくらい巡っているか。正常は95%以上)
・Pulse:脈拍(正常は100回程度)

発症1日目

16:00 KT39.9℃
18:40 KT38.0℃、SpO2 97%、Pulse137回
 自覚症状:倦怠感+、頭痛・喉痛ー、気分不快ー
 他覚症状:脱力感++、フォークなど握れないため食事は背もたれ椅子+全介助、肺雑音なし(ラトリングー)、たん絡みない。
19:30 就寝、SpO2 100%、Pulse120回
20:15 突然笑い出す。どうしたのときくと「くすぐったいの」と15分程度継続して笑い続ける。バイタル前回測定と変わらず。
21:00 KT40.0℃、SpO2 99%、Pulse162回
 20時台より意思疎通図れるが笑いだしたり、大声だしたりといった突飛な行動みられる。
22:00 KT41.0℃、SpO2 97% Pulse177回、よく寝てはいる。

発症2日目

04:15 KT36.4℃、SpO2 97%、Pulse152回
 意識清明、寒気ないが倦怠感残存。耐熱間++。
07:00 食欲減退+、味覚・嗅覚は異常ないと。椅子への座位は安定。食事も1/3くらいは自力摂取それ以降は全介助だが’なんとか全量摂取可能。

この日は微熱で低飛行続け、全体に疲労感・倦怠感強い。坐薬は入れずに過ごせる。

発症3日目

朝から平熱に戻る。本人は元気そうだが、食事量は少なく倦怠感は強く残存。

一日寝ながらテレビみたりゲームをして過ごす。

発症4〜6日目

熱症状消失するが、ドロドロの鼻水が出だす。とにかくたくさん出して感染性ゴミ入れ(密封できるものならとりあえずOK)に入れて、親はちょくちょく消毒。

この辺からは動ける元気が出てくるが、待機期間になるためフラストレーション溜まってくる様子見受けられる。

5日目は抗原検査をして陰性であれば待機期間短縮可能だそうだが、残念ながら陽性のためきっちり待機することとなる。

発症7日目

本日で子供待機間は終了。親は明日まで。ひとまずこの一日は上の回で過ごす。ゲームは飽きた様子で、AbemaTVで流れている「こち亀」と「あたしンち」が面白いらしくひたすら見ている。

食事量は変わらないが、倦怠感なのか甘えなのか食事の手伝いを求められる。様子をみながら、なるべく自力摂取促す。

8日目以降

鼻水は’ようやく落ち着いてきており、とくに倦怠感・味覚障害・嗅覚障害などテレビでよく言われる、コロナ後遺症は残っていない様子。ただ、なにせ運動不足だったので動くと疲れる様子は根強い。それでも動きたがるのは子供の強みかもしれない。

あとがき

実際に発熱があったのは発症日(0日目)と発症1日目・2日目ではあったけれど、なにせ高熱なこととちょっと意識混濁して突飛な行動みられたりして、傍から見てて結構やばそうな場面が散見された。

我が家には幸い、次女が呼吸器疾患なこともあり、SpO2センサー(しかも常時測れるモニター付き)がすぐ手元にあったし、なんならいざとなれば酸素吸入もできる環境かつ親が医療従事者という状況なので、怖さはありつつも数値的な根拠でモニタリングできたかなという印象。

もちろんお医者さんではないので、わからないこともたくさんあるけれど、これ一般の方だともっと怖いと考えると結構家で見るとなるとしんどい気がする・・・。

危なくなったら、怪しくなったらすぐ救急車でいいと思うし、オンラインで医師に相談できるサービスもあるからうまいこと使ってほしいと感じた。

ちなみに、オミクロン株は子供に対して重症化しやすい話がちらほらあがっているので、早めにワクチン接種するもの手ではあると思う。

この記事を書いた人

あずき

住宅営業マンを経て、現在は整形外科の理学療法士。2児の父として勉強中。